書籍「メカニズムデザインで勝つ ミクロ経済学のビジネス活用」坂井豊貴,オークション・ラボ
メカニズムデザインは、オークションやマッチングをはじめ、仕組みを構築する経済学の新分野。 慶大教授の坂井豊貴は(株)デューデリ&ディール取締役の今井誠らと、この学問を不動産オークションで実用している。
より広く、ミクロ経済学のビジネス活用に挑む彼らは、あるとき月一回のワークショップを開催することにした。 それがオークション・ラボ。有楽町・日比谷駅からすぐのサロンスペース「PLACE 171」で開催されている。
熱気に満ちたワークショップは静かに評判を呼び、新たな活用の可能性を見出したり、実用を生み出したりした。 参加者はバラエティに富み、思いがけない質問やコメントが飛び交う。本書はその熱気を一冊に閉じ込めたものだ。オークション・ラボはいまも開催中。知の力で勝ちたいすべての人へ。
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【目 次】
第1章 オークション理論をビジネスへ
第2章 発行コインのオークション――仮想通貨やトークンを売るには
第3章 コインを売るならば ――マンション販売にも適用できないか
第4章 組み合わせて売る
第5章 マッチング――部屋、臓器、専門家
第6章 多数決を脱して、まともな投票を――ALISでの実用・設定編
第7章 投票結果の分析 ――ALISでの実用・結果編
第8章 コロナショックの後始末
坂 豊貴
慶應義塾大学経済学部教授、(株)デューデリ&ディール・チーフエコノミスト。
ロチェスター大学経済学博士課程修了(Ph.D.)。オークションやレーティングの仕組みを、ビジネスに応じてオーダーメイドで設計している。著書に『多数決を疑う』(岩波新書、高校国語の教科書に掲載)、『マーケットデザイン』(ちくま新書)ほか。著書はアジアでの翻訳が多い。 Economics Design Inc.取締役、東京経済研究センター業務総括理事などを併任。オークション・ラボ
オークション理論を不動産の売却に実用する(株)デューデリ&ディールの月例ワークショップ。 同社取締役の今井誠が主宰。有楽町・日比谷駅すぐのサロンスペース「PLACE 171」で開かれている。 最近はリアルに加え、オンラインでも開催中。経済学のビジネス活用に挑む。
Source: bitpress
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